虐待死をゼロにしたい!

もともとこのブログは私の大変だった子育てのことを書こうと思って立ち上げました。
でも、もう成人になった息子が自分の小さいときのことをあれこれ書かれたらきっと嫌かも?と考えて結局テーマを変えてしまいました。

今朝、たまたまテレビで「児童虐待」の番組を見てたまには子育てのことを書いてみようと思いました。

目次

話きくで 虐待死「ゼロ会議」とは

虐待で悩んでいる人に「話きくで」(話を聞くよ!の意味)と地域まるごとで子育てをフォローして虐待死をゼロにしよう!という活動です。

https://www.ikuhaku.com/zero/

虐待が起きる背景として「孤独」ということが大きな原因となっています。
一番助けて欲しい旦那さんにも相談することができない人も多いそうです。

私が子育てをしていたのは今から20年以上も前のことです。
バブルは終わっていたけれどまだまだその余波で毎晩夫は深夜に帰宅していました。

私の実家は遠方ですし、慣れない子育てをたった独りで頑張っていました。
誰に相談していいかわからずとても不安が大きかったので、こんなサービスが当時あればとても心強かったと思います。

なぜ児童虐待が起こるのか?

可愛くて仕方ない自分の子供がなぜ虐待の対象になってしまうのか?

もしかしたら子育てをしたことがない人や、とても幸せな子育てをしていた人には想像がつかないかと思います。

私は虐待してしまう人の気持が痛いほどわかります。
私も一歩間違っていたら虐待していました。

いや、幼かった息子を何度も叩いたことがあります。
だから人によっては虐待と言われるかもしれません。

虐待がおきてしまう原因

  • 子供がいうことを聞かないのでしつけとして叩いた
  • よその子と比べてデキが悪くて情けなくなった
  • 毎日のようにグズられて精神的に追い詰められた
  • 自分自身も叩かれて育ってきた

少なくても私も場合はこんなところでした。
好きで子供を叩く親はいません。
追い詰められて辛くてどうしようもなくなって虐待という行為に及んでしまうのです。

私の場合も親にも夫にも頼ることができず、友達もいなかったので本当に辛い子育てでした。

児童虐待は遺伝する

虐待の連鎖という言葉があります。

私もおそらく連鎖が関係していると考えています。
というのも私は父にかなり殴られたり蹴られたりされて育てられてきました。
母からも叩かれてきました。

私はすごく手のかかる子供だったので
ずっと親に申し訳ないと思って生きてきました。

息子が生まれてやっぱり手のかかる子供だったのでとても手を焼いていました。
でもこれは息子が悪いわけではないんです。

遺伝的要素で最初から手のかかる子供っています。
このことを息子を生んで育ててみてわかりました。

遺伝的要素で手のかかる子供ができて
自分が殴られながら育ってきたら
当然親としては同じことをしてしまう。

これが虐待の連鎖です。

虐待の連鎖を断ち切る方法

そのときに気がついたのが
私が親に迷惑をかけて育てられてきたことで親に申し訳ないと思う必要がない!

ってことです。

手のかかる子供だったのを自分のせいだと思っていましたが、これは間違いでした。
このことに気がついただけで私はすごく救われました。

息子は小さいときの私と同じだ!

これに気がついたことで息子のことをより愛おしく感じました。
それからは息子を叩きそうになったときは抱きしめる・・
というように自分で変えていきました。

そうするうちにだんだんと息子のグズりは減っていきました。
減っていくと当然ながら私が怒る回数も減っていきます。

虐待の連鎖は断ち切れた!
そう考えていいかと思います。

虐待の連鎖は自分の代で終わらせてください。

なぜ小さいときにあれほどグズったのか?

小さいときの記憶を一生懸命たどりました。
おそらく・・
親の気を引きたい、親に愛されたい
そんな感情だと思います。

でも当然言葉にできないし泣くことしかできず・・
そうすると愛されるどころか逆に怒られる。

怒られるからますます泣いて
泣くから叩かれる・・・

そんな悪循環です。

夫婦で協力して虐待を止める!

今朝のテレビでは夫婦で子供に手を上げていた例がありました。

ある日「子供が学校でお友達を叩く」と学校から連絡があって、
ご主人が「友達を叩いたらいけないんだよ」と教えたところ
「どうして?」と子供から言われました。

そのときに日常的に子供を叩いている自分たちの過ちに気がついたそうです。
それまでは叩くことが「正義」と考えていたということです。

それからは夫婦どちらかが「カーっ」となってるときは、もうひとりがなだめる・・
というように変えていったということでした。

ご夫婦で協力して虐待を止められるのであれば、ひとりで止めるよりも楽ですし夫婦の絆も強くなると感じました。

子育ての期間って意外と短い

子育て真っ只中の人は辛い子育てがずっとずっと続くのではないか?
という気持ちがあるかもしれません。

でも、子育てにはちゃんとゴールがあって
それは気がつくとあっという間に終わってしまいます。

うちも息子は26歳。
立派に独り立ちしました!

娘は24歳ですが残念ながら今のところ親のスネをかじってます。

小さいときにあれだけ大変だった息子が
あっという間に一人前になってしまったんです。

小さかったときの可愛らしかった息子が今では懐かしいです。

まとめ

昔と違って今はインターネットやSNS、そして様々なサポート体制があります。
https://www.ikuhaku.com/zero/

だれかに相談することで救われることもあります。

このブログが必要としている人に届くと幸いです。

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