こんにちは。
よもろぐ。
春さくらです。
先日、ある方から
「うちもモラハラ夫ですが経済的に離婚はできないため、一生夫と添い遂げることになりそう」という内容のメールを貰いました。
時々、見ず知らずの私にメッセージをいただくことがありとても励まされるし嬉しいです。
モラハラ夫と別れられない、その時あなたはどうする?
ずっと主婦だったため経済的に考えて離婚はできない。
という方も多いかと思います。
私も今思うとまったく経済的に自立してなかったのにずいぶんと思い切ってしまったと時々後悔しています。
モラハラ夫とどうしても離婚できないのが現実なら、どうにか自分が心地よい環境を整えることを優先して覚悟を決めて添い遂げるしかありません。
メールをいただいた方(仮にAさんとします)も、ブログを書いていらっしゃって読ませていただきました。
Aさんのブログの内容はとても素晴らしいものでした。
特に今まで遠慮してモラハラ夫のいいなりになっていたのをあるとき何を言われても「そうね」と答えていたところ、ご主人がお料理を褒めてきたり、家事を手伝ったりと変わってきたということ。
そう!相手の顔色を伺っているのは間違いなんです。
嫌われたくないから相手の顔色を伺うのは間違いです
たまたま最近「嫌われる勇気」という本を読みました。
この本はアドラー心理学に基づいて書かれています。
読む前は人付き合いのノウハウが書かれている本だと勝手に思っていました。
でも違いました。
自分軸で生きていくことで非常に生きるのが楽になる。
人の顔色を伺いながらビクビクして生きることは間違っている。
自分が何か行動を起こして相手からどう思われるか?
ということは自分では操作できません。
相手がどう思うのか?
というのは相手の問題で自分の問題ではありません。
それを今まで知らなかった私。
いつも人の顔色をうかがってはどう思われるか?
ということばかり考えながら生きてきました。
夫に対しても同じです。
逆に他人よりも身内に嫌われる方が怖いと感じていました。
料理がまずいって言われたらどうしよう
自分が◯◯に行きたいのに「行ってどうするの?」と言われるのが怖い
今思ったらそんな大したことでもなかったのに、当時はまたバカにされるんじゃないか?
とビクビクしていました。
毒親育ちはなぜモラハラ夫と結婚してしまうのか?
Aさんは毒親育ちだそうです。(ブログを読んで知ったことです)
毒親の定義が正直あまりよくわかっていませんが、私もそうだったかもしれません。
今だったら24歳で子どもを生んでいきなり訳のわからない子どもの子育てをしなければならなかった母が暴言を吐いた気持ちもわかります。
きっと未熟だったんだろう
大変だったんだろう
ってわかるようになりました。
アドラー心理学(嫌われる勇気の原点になった心理学)ではトラウマはない!
と強く否定していますが、やっぱり多少はあるのでは?
と思わずにいられません。
小さいときから親の顔色を見ながら育ってきたので、なかなかそれを止めることは難しいと感じます。
親にさんざん怒られながら育ってきたので、常に自分の言動にビクビクしてしまう。
これってけっこうしんどい生き方です。
身近なところから自分を出せるようになったAさんはやはり素晴らしいと思います。
ちなみに、最近は「子どもは褒めて育てよう」という傾向にありますが、この本によると褒めることというのは上から見ていることになって対等ではないという理由で褒めることも推奨していません。
子供に対しても対等な立場で接する。
ましてや夫には対等に接することでモラハラは軽減されるのではないか?
と考えています。
モラハラ夫とうまく付き合っていくには
嫌われる勇気を持つ
相手にどう思われるのか?というのは相手の問題です。
嫌われることを怖がらず自分が楽な方を選ぼう。
相手を変えようとしない
私も20年間相手を変えよう、なんとか変わってくれないかな?
と期待していましたが無駄でした。
相手を変えることは絶対にできません。
自分の意見を主張する
モラハラ夫に怯えて一生を台無しにするのはもったいない。
言いたいことは恐れずにきちんと主張して毅然とした態度で接する。
もし今だったら自分を無くさないように
しっかりと自分の意見を主張しようと思ってます。
まとめ
モラハラの程度にもよりますが、もし私のようにビクビクとダンナの顔色を伺っているとますます相手はつけあがってくると思います。
育った環境にもよりますが、自分の中でもう相手の顔色はみない。
嫌うのは相手の問題だから、気にしない!と決める。
自分らしく生きていくことでモラハラ夫ともなんとか折り合いをつけて離婚せずに暮らしていけるのであればそれがなによりです。
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