アラフィフシングルが会社を辞めてフリーランスになった訳。

熟年離婚で絶体絶命ゼロからの逆転人生!春さくらです。
私は2012年に熟年離婚しました。
2015年に会社勤めを辞めてフリーランスで生活しています。

辞めたくて辞めたわけではありません。
結婚していた時はパート勤めをしていましたが、熟年離婚をしたので正社員での働き口を探しやっと見つけた会社でした。

それなのになぜ辞めたか?
それを書いてみようと思います。

目次

アラフィフシングルが会社を辞めた訳①給料が安すぎる

当時税込みで18万のお給料でした。
税金とか保険とかいろいろ引かれると手取りは15万あるかどうか・・・

朝から晩までずっと拘束されてこのお給料は正直閉口しました。
当時はまだ夫所有のマンションに住んでいたため、家賃はかかりませんでした。

ですのでこのお給料でもなんとか生活できていました。
当時は子どもたちは大学生と高校生。

自分の携帯代を含むお小遣いはアルバイトで賄っていたので、本当になんとかやっていけたって感じです。

中小企業は往々にしてお給料が安くボーナスも出ない会社も多いかと思います。
残業代がきちんと出るのがまだ救いでした。

事務の仕事だったので、将来お給料が15万で年金が5万として20万。
安い都営の住宅で一人暮らしをするのであれば贅沢しなければこれでもなんとかやっていけたかもしれません。

フリーランスで15万を継続的に稼ぐのはなかなか大変です。
これから雇ってくれる会社があるかどうかわかりませんが、定年がなければ将来的にどこかに勤めて細々と行きていくのもよかったかもしれません。

アラフィフシングルが会社を辞めた訳②パートのおばちゃんとの確執

その会社は家族経営に近い小さな会社です。
親戚同士で運営していて外部の社員は私を含め3名ほど。

あとはパートさんが数名という規模の会社でした。

小さな会社なので、和気あいあいかと思いきや
ひとり(60代ぐらい)ボス的なパートさんがいて、最初から私は気に入られていませんでした。

気に入られない原因として

  • 新しく入ってきたのに何気に生意気だった
  • 自分の話にあまり興味を示さなかった
  • とにかく気に入らなかった

こんな理由でしょうか?

ほんとに面と向かって意地悪もされました。

職場に意地悪なおばちゃんがいるっていうケースもよく聞きますね。
私は本当にダメでしたが生活がかかっていたら本来はこんなことでくじけてたらダメですよね。
そういうちょっと厄介な人ともうまくコミュケーションが取れる能力も必要かもしれません。

アラフィフシングルが会社を辞めた訳③自分の意見をハッキリ言い過ぎた

私が勤めていた会社は親戚経営の会社で、利益率も低く当然ボーナスも出ませんでした。
でも、きちんと利益が出るようになればボーナスももらえると聞いて私は俄然やる気になって会社の過剰仕入れなどを指摘し、会議を開くことも提案したのですが、きちんと意見を言ったのは私だけ。

結局、社長を含む上の人からよく思われず、意地悪なパートのおばちゃんとトラブルになった時に体よく追い出されてしまいました。

会社員になると多少は長いものには巻かれることも必要です。
私はそこがどうしてもできなくてついつい自分の意見を言ってしまいたくなります。
特に仕事に関しては、間違っている・・
と思いながら作業をするのは気が進みません。

結論としては会社員にむいてませんでした。

フリーランスになって変わったこと

お給料が入らない

当然ですが毎月決まった額のお給料は入りません。
自分が営業をしてとってきた契約のお金だけで生活しなければならないです。

収入は増えたかというと・・
その月によって変わりますが多い時は月50万以上稼げる時もあります。

ただ、この中から健康保険や社会保険料を払わなければならないし、万が一病気になって働けなくなったときのために多少の蓄えも残しておかなければなりません。

そして売上が低い月はゼロに近い時もあります。
毎月がハラハラです。

毎月決まった額の収入が欲しい人は、フリーランスはおすすめできません。
ただ頑張れば青天井なので会社員の収入とはケタ外れの収益も期待できます。
(私はそんなことありませんが)

自由を手に入れた

通勤がないので朝バタバタと洗濯物を干して出かけなくてもいいし、もちろん満員電車に乗ることもありません。
仕事のない日は散歩に行ったり、家で勉強したりと自由な時間が増えました。

日曜日が嬉しい!とか
月曜日の朝が死にたい!とはという感情はまったくありません。

ただ売り上げがオチてくると毎日が死にたくなるぐらい落ち込みます。

付き合う人が変わった

会社にいかなくなると同僚とおしゃべりすることもなくなります。
お客様とお話することはありますが、会社員時代はお弁当を食べながらいろんな女子トークをしていた時が時々懐かしいです。
起業家同士の友達ができればいいな・・と思っていますがまだそんな域までは達していません。
セミナーなどに積極的に参加して、会社員時代とはまったく違うエネルギーを持った方と知り合うことも頑張ればできます。

お金の使い方が変わった

お金は使ったらなくなる
という観念が少しずつなくなってきています。

お金は上手に使えば何倍にもなって帰ってくる。
なのでお金が入ったら「何に使うか?」と考えるようになりました。

一番リターンがいいのが「自分に投資する」ということ。
勉強代にけっこうお金をかけています。

税金対策を考えるようになった

サラリーマン時代はまったくそんなこと考えたこともありませんでしたが、自営業は年末が近くなるとだいたいの収入額を計算し税金対策をするようになりました。
どうせ税金に取られるのであれば自分の勉強代や仕事の経費として落ちるものを買う!
そして結局手元にお金が残らないという生活です。

熟年離婚をするとこういう末路になります

若い時は親の家に住んでいたし、結婚してからはなんだかんだとありましたが夫に養われていました。

だからお金の苦労はさほどしたことがありません。
もちろんお金が潤沢にあるわけではなかったのですが、
「来月食べていけるかな〜?」

っていう心配はなかったです。

今は自分ひとりで(しかも娘も扶養しているため)自力で頑張らなければ、家賃も払えず最悪の場合は住むところだってなくなってしまいます。

会社員にしてもフリーランスにしても
熟年離婚をしたものはこうやって大変なことがつきまとう。

でも自分で選んだ道。
そして神様はできない苦労をさせない・・っていうし

とりあえず頑張ろう。

ランキングに参加しています。
クリックで応援をお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる